「縛り」は英語で”chain”または”tie”。
そこで、タイトルに”chain”の含む曲を集めました。
1. Aretha Franklin / Chain of Fools – Unedited Version
アルバム “Lady Soul” (1968) のCDのボーナス・トラックより。
まずは「ちぇちぇんちぇ〜ん」と、いきなり”Chain”連発のこれにしました。
2. Jimmy Hughes / Chains Of Love
コンピCD “The Complete Stax/Volt Soul Singles: 1968-1971” (1993) より。
50年代後半からゴスペルのグループで歌っていて、60年代に入ってから世俗へ。
64〜67年にFame、68〜71年にVoltでシングルを発表しています。
74年に引退したそうです。
この曲は69年7月発売のシングルです。
3. Marvin Gaye / Chained
アルバム “In The Groove” (1968) より。
マーヴィンのボーカルが炸裂していますね。
シングルカットされているようですが、詳細は不明です。
4. Sam Dees / Why Must I Live In Chains
未発表曲集CD “The Heritage Of A Black Man” (1998) より。
ソウルのシンガー・ソングライターですが、この曲は他人の作品です。
5. Eddie Hinton / Lovin’ Chain
編集CD “Hard Luck Guy” (1999) より。
マッスルショールズ・サウンド・スタジオのギタリストで、自作自演のレコードも出しています。
この曲ではピアノも自分で弾いています。
6. Otis Redding / Chained And Bound (Live Version)
ベストCD “Otis! The Definitive Otis Redding” (1993) より。
オリジナルは “Recorded Live / Previously Unreleased Parformances” (1982) です。
解説不要のソウル(R&B)巨人(と思います)。
7. Tears For Fears / Woman In Chains
サード・アルバム “The Seeds Of Love” (1989) より。
この曲から「B面」のつもりです。
Tears For Fearsは、85年に「シャウト」や「ルール・ザ・ワールド」が大ヒットした英国二人組(当時)です。
女性ボーカルは、このグループのローランド・オーザバルが見つけたオリータ・アダムスです。
8. Erasure / Chains Of Love
サード・アルバム “The Innocents” (1988) より。
これも英国二人組。ポップです。
そして、別の意味で濃いです。
9. Lamont Dozier / Chained (To Your Love)
アルバム “Working On You” (1981) より。
モータウンのソングライターとして有名な人のソロ・アルバムからの曲です。
「なんちゃってレゲエ」ですね。
10. Candi Staton / Love Chain
編集CD “Candi Staton” (2004) より。
サザン・ソウルの歌姫の、1973年に発売された、Fame時代の最後のシングル曲で、アルバム未収録です。
11. Eric Benet / Chains
デビュー・アルバム “True To Myself” (1996) より。
後に平井堅がビジュアルをマネしたとの噂がある(?)米国シンガー・ソングライターです。
12. Ann Peebles / Chain Of Fools
デビュー・アルバム “This Is Ann Peebles” (1969) より。
これまたサザン・ソウルの歌姫です。
新人が先輩の曲を歌うというパターンですね。
しかし、まだまだ濃さが足りない、といったところでしょうか。