サブ・テーマ: ワシが山下達郎氏を私淑する理由その1〜黒編

今回「P5」さんの “select CD” という企画の10回目に参加させていただくことになりました。
この10回目のテーマは「My Favorite Things」というもので、「選曲者が好きな12曲。シンプルに好きな曲ばかりでも良いし,何か裏テーマを設定しても可」とのことでした。

そこでワシは、サブ・テーマに「ワシが山下達郎氏を私淑する理由その1〜黒編」というものを考えました。
つまり、ワシが山下達郎師匠から教えていただき、大好きになった曲の中から、黒系のものを12曲選びました。

昔、山下達郎師匠はNHK-FMで「サウンド・ストリート」という番組をやっていました。
ワシは「ライド・オン・タイム」で山下達郎師匠のファンになったこともあり、何となくその番組を聴き始めたのですが、師匠のかける音楽がほとんど全て気に入ってしまいました。
そして、師匠のかけたレコードを探す、ということが日課のようになりました。

そんなわけで、ワシの音楽趣味の多くは山下達郎師匠の影響です。
この「サウンド・ストリート」以来、ワシは山下達郎氏を私淑し、「師匠」と勝手に呼ばせていただいております。

将来、時間があれば「その2〜白編」「その3〜黒編2」も選曲したいです。

[01] Sincerely / The Moonglows

ベスト “Blue Velvet: The Ultimate Collection” より。(1954)
デビュー時、1954年のChessのシングル。

ジャケ写左後ろがHarvey Fuqua。
Marvin Gaye の恩師、師匠と言っていい人。
DooWop最高!

[02] What’s Going On / Marvin Gaye

アルバム “What’s Going On” より。(1971)

これは解説不要でしょう。

[03] Get Up (I Feel Like Being Like A) Sex Machine / James Brown

ベスト “Star Time” より。(1970)

これも解説不要ですよね?

[04] Love Has Finally Come At Last / Bobby Womack (With Patti Labelle)

アルバム “The Poet II” より。(1984)

ボビー・ウーマックについては、Bobby Womack Fan Siteをご覧ください。

大御所二人のコテコテ・デュエット。

[05] Taxi / J. Blackfoot

アルバム “City Slicker” より。(1983)

1968年にSTAXの「Soul Children」に加わりデビュー。
1983年にメンフィスのサウンド・タウン・レーベルからソロデビューし、デビュー曲がこれ。

素晴らしいサザン・ソウル・バラードだと思います。

[06] Billy Jack / Curtis Mayfield

ライブアルバム “BBC Radio One Live In Concert” より。(1993)

オリジナルは1975年のアルバム “There’s No Place Like America Today” に入っています。
ここには、今では入手困難になった90年録音のライブを選びました。

カーティス・メイフィールドについては、Curtis Mayfield Fan Siteをご覧ください。

[07] Do It To My Mind / Johnny Bristol

アルバム “Bristol’s Creme” より。(1977)

1960年代後半からモータウンでソングライターやプロデューサーとして活躍後、1974年にソロデビュー。
このアルバムはソロ3作目。
これも素晴らしい楽曲です!

[08] Nights (Feel Like Getting Down) / Billy Ocean

アルバム “Nights (Feel Like Getting Down)” より。(1981)

イギリスで1975年デビュー。
このアルバムは3作目。
その後1984年にアメリカで ‘Caribbean Queen’ が大ヒット。

特にコーラスがかっこいいと思います。

[09] Hurry Up And Wait / The Isley Brothers

アルバム “Grand Slam” より。(1981)

グループについても解説不要でしょう。

どうやったこのノリを出せるのだろう。
体に染み付いているんだろう。
すごい!

[10] Rainin’ Through My Sunshine / Real Thing

ベストCD “Children Of The Ghetto” より。(1978)

1972年にデビューしたUKソウル・グループのシングル。
全体の雰囲気が、とても良いです。

[11] You Fooled Me / Grey And Hanks

オムニバスCD “Big 12 Inches So Excited” より。(1978)

プロデューサー・チームを組んでいた Zane Grey と Len Ron Hanks の自作自演アルバム “GREY AND HANKS” のファースト・シングル。
こういうダンス(ディスコ)ものも好きです。

[12] It’s You That I Need / Enchantment

ベストCD “If You’re Ready … The Best Of Enchantment”より。(1977)

1975年にデビューしたデトロイトのグループ。
この曲は、セカンド・アルバム “ONCE UPON A DREAM” から78年にシングルカットされ、ヒットしました。

だんだん盛り上がってくる曲の構成が感動的です!